バットマン:アイ・アム・スーサイド
こんにちは!ドロです。
みなさん、コミコンは楽しんでいますか??
息抜きに読んでいってください!
興味が出たらすぐ買えますよ笑笑
さてさて、今回も前回に引き続きDC誌から…
ご紹介するコミックは
『バットマン:アイ・アム・スーサイド』
です。
蘇る光景は悪夢。来る日も来る日も。
バットマンを唯一倒した男。ベイン。監獄島の主人である彼は今、1人の人物を手中に収めていた。一方でウェイン邸。ゴッサムガール。彼女もまた、悪夢に囚われていた。彼女を解放するために「闇の騎士」は「自殺部隊」を結成するのであった。
今回は皆様ご存知のバットマンからです。
「スーサイド」に「ベイン」冒頭から耳に覚えのある単語が出てきますね。DCユニバースの映画「スーサイド・スクワッド」に「ダークナイト・ライジング」から「ベイン」コミックファンでなくとも映画を観ているのであれば興味を惹かれますよね。いい機会です。ページをめくってみましょう。
『ゴッサムガールって?』
実は、本誌は「バットマン:アイ・アム・ゴッサム」の続編にあたるんです。なので、本誌だけ見ると「何がおきているんだ!」ってな事になります笑
そこでゴッサムガールについては説明しておく必要があります。勿論、「アイ・アム・ゴッサム」を読むに越したことは無いですが、ココを押さえておけば本誌も大丈夫!
ゴッサムシティに突如として現れたニューヒーロー。ゴッサム&ゴッサムガール。彼等は自らの寿命を糧にスーパーマンに勝るとも劣らないパワーを発揮します。しかし政府の「ゴッサム治安維持計画」によりゴッサムシティに送り込まれたのは「スーサイドスクワッド」しかし、Dr.ヒューゴ・ストレンジとサイコパイレートが部隊を脱走、ゴッサム&ゴッサムガールに襲い掛かかる。サイコパイレートの感情を操作する能力により、ゴッサムは怒りに支配され暴走。バットマンと対峙し絶命。ゴッサムガールは恐怖に囚われ、正気を失ってしまった。
と、いった具合。
ゴッサムガールに自身の影をみたブルースは、彼女を救うことを決意します。それにはサイコパイレートとの接触が必須。そう、ベインの手中の人物。そいつこそがサイコパイレートなんです。
『バットマンと自殺部隊』
バットマンが結成した「自殺部隊」のメンバーは…
⚫︎ベントリロクイスト
⚫︎ブロンズタイガー
⚫︎パンチ
⚫︎ジュエリー
なんだか…本家と比べるとパッとしないし、この人選で大丈夫かい?と言いたくなったのも束の間、最後の1人は、セリーナ・カイル。
⚫︎キャットウーマン
一気に安堵に包まれる感覚がしました。笑
とはいえ、この人選でなければなし得ない作戦。最後には「流石…バットマン…」となるのは必至です。
『お前の背骨をへし折ってやる』
あまりにも有名なバットマン史の一幕。1993年の「ナイトフォール」ベインはバックブリーカーでバットマンの「背骨をへし折り」半身不随に追い込んだ。
「ダークナイト・ライジング」でも再現されてましたね。あの出来事に起因すると思われる台詞なのですが、本誌ではゴッサムガール救出作戦への意気込みか、或いは決意か。バットマンは何度も口にします。
ただホント回数が多くて、個人的には凄い根に持ってるようでどこかシリアスにはなれなかったのが、正直なところです。笑
終局ではキャットウーマンとの連携で見事に「背骨をへし折って」みせます。
そこでバットマンはベインに「お前は勇敢だ。お前は幸せだ。お前はいつもでもやめられる」と言い残して去ります。かつて共闘もした、良き好敵手と認めているのでしょう。ヴィランとはいえ、またヴェノムに溺れてしまう彼を見たくは無いのだと思います。
しかし、ベインの声は「ヴェノムだ!!」と監獄島に響くのでした。
『蝙蝠男と猫女』
本誌においてキャットウーマンの存在は無くてはならないものでしょう。
今回の作戦。成功の暁には犯罪者たちにも恩赦が与えられます。しかしキャットの罪状は「237人殺し」死刑は免れたものの終身刑。バットは彼女を再び刑務所へと護送する必要があります。愛するキャットを。
キャットウーマンの過去が明かされ、バットマンとの繋がりが、重なりがより深く見えてくる今回。救出作戦がメインのように見えて実は全編キャットウーマンとのストーリーにも思えるほど。キャットウーマンは冤罪であると、愛してしまったヴィランの為に奔走するバットマンが何処か切なく映りますね。
結局の所、護送は失敗に終わり、バットマンの前からキャットウーマンは姿を消します。
怪我で床に伏せていたバットマンはキャットウーマンに救われたこと、彼女が去ったことを知り「彼女は夜を盗んだ」とアルフレッドに言いながら、また「闇の騎士」のスーツに身を包むのでした。
彼女が盗んだのは…「Night」ではなく、「Knight」なんじゃないでしょうかね…。
そうだったらなんかロマンチックな言い回しだな…。とかそんなことを思いつつ最後のページを閉じるのでした。
『まとめ』
まるで最終回のような終わり方でしたが、アクアマンもとい、今回も3部作の作品です。次回にはどう繋がっていくのか楽しみですね。
余談なのですが、みなさんキャットウーマンはやはり、アンハサウェイのイメージですかね。自分としてはハルベリーの方が印象には強くて、あの妖艶な出で立ちが子供心に…って余談が過ぎました。
アメコミといえばMARVELって風潮が強い感じもしますが、DCもドンドン面白い作品が刊行されてます。お互いに盛り上げていきましょう!!
それでは皆さんまた次回!
閲覧ありがとうございました!