ハーレイ・クイン:リトル・ブラックブック
こんにちは!ドロです。
いやぁまだまだ寒い日が続きますよね〜〜猛威を奮うインフルエンザ…嫌ですね。
そんな中私は見事インフルエンザA型を発症し、数日前はうなされていました笑(今も外には出れません。)
そんな風にならないようにするには、手洗い、うがい、睡眠…と「ハーレイ・クイン」が必須でしょう!!
彼女に笑いと混沌とエネルギーを分けて貰えば万事休すっスヨ。
さて、今回ご紹介するのは
:リトル・ブラックブラック』
ハーレイ×DCヒーロー(?)のチームアップ短編集ってところですね。
間違いなく!ハーレイがもっと好きになる一冊!!
『ハーリーン・フランシス・クインゼル』
映画「スーサイドスクワッド」ですっかり大人気のハーレイ。特にヤングなレディ達に!マーゴッド・ロビーのセクシーさで、世の男性はもちろんのこと若い女の子まで魅了しちゃったわけですね。勿論原作のハーレイも存分に魅力的です。オリジンなんかも知ってる人も多いと思うけども、ザックリと話しますね。
ご存知バットマンシリーズのヴィランで初出は1992年のアニメ。その後コミックデビュー。元々はアーカムアサイラムの精神科医だったがジョーカーに惚れてしまい、狂気に陥る。
New52のオリジンではスーサイドスクワッドよろしく、ジョーカーに廃液の中に突き落とされ肌は真っ白に。
元新体操選手という設定もあるためか、身体能力は高く、叩き上げの喧嘩殺法と、奇想天外な発想が彼女の1番の武器。(あとお色気)
前年ではポイズンアイビーとの恋仲が公式で発表されたようだ(ま、定着するか、しないかは置いといて。)
人気キャラびいき。ってことは差し引いたとしても、(笑)ハーレイってやけに強いですよね。新体操やってたから…ってレベルじゃないぜ。ってことで色々調べてはみたんですが、どうもリランチ前(用語は最後に解説します)にアイビーの薬品で身体強化された(超人並に)という経緯が確認とれました。どうりで。
(この件は同じ公認ブロガーとして活動していらっしゃいます、SATDAN氏のご協力あってのものです!ありがとう!!)
『魅惑のクロスオーバー』
なんといっても本誌の魅力はハーレイと数々のキャラクターとのクロスオーバーでしょう。
狂気のハーレイと交わることで奇跡のケミストリーを起こします。
×グリーンランタン
×ザターナ(ザタンナ)
×ハーレイ(DCボムシェルズ)
×スーパーマン
×ロボ
すごい面々ですよねー!
普段、あまりDC誌を読まないのでザタンナとロボはコミックで読むの初めてでした。
すっかりロボの大ファンです…。
例えばこのように、更にハーレイの魅力に気づくだけでなく、違うキャラクターに出会うチャンスも転がっていますよ。
『抱腹絶倒!?』
ちょっと大げさかもしれませんが、ほんっと面白いんです。アメコミのギャグって我々日本人にはピンとこない時も多いように思うんです。
しかし本誌は声を出して笑ってしまうシーンがいくつもありました!
原作の素晴らしさはもちろんのこと、ハーレイの底抜けの明るさと狂気がなせる業だと思いました。
あと、何より偉大なのが翻訳の方。
本誌の翻訳は「吉川 悠」氏がご担当されてます。
国境を超えた場合、笑いとかって単に言葉の問題じゃないと思うんです。センスとかフィーリングとか環境とか、それぞれを原作とは離れ過ぎないように組み立て直す…これって相当すごいことだと。
ただロボの台詞の1つ。ハーレイとのラブシーンの後…ロボが酒の匂いに気付くシーンなのですが…「クンクン」「この臭いは」「マンシュ・キツイス!!」
これは…翻訳前が気になってシカタ・ナイス。
『おススメ・クロスオーバー』
おススメしたいクロスオーバーはと言われると本当、全話面白いので中々難しいのですが…
あげるならDCボムシェルズとロボでしょうか。
前者は、時を超えてボムシェルズと強力してナチスを打破する…てな具合なのですが、何が面白いってハーレイとアドルフ・ヒトラー本人とのやり取りです。あのヒトラーですらハーレイの前ではタジタジのボコボコでした。まぁハーレイ本人は至って真剣でマトモな事言ってると思います。(どうやらハーレイの肉親にはユダヤ人の方がいた様子)
しかし、このワンシーン、ハーレイだからこそ実行できましたし、コミカルに映りますが、ヒトラーなんて常にそのような危険性(復讐とか)は生活上に孕んでいたんじゃないかと、少し考えさせられもしましたね。
後者は考えなしの大暴れ。どったんばったん大騒ぎ。宇宙一の賞金稼ぎロボと一緒に見知らぬ惑星に不時着してしまったハーレイだったが…。
なんか「マーダーライドショー2:デビルズリジェクト」とか「俺たちに明日はない」とかクライム系のロードムービーを観ている様でした。笑 2人の会話もテンポよく、笑わせてくれます。
大丈夫です。最後に蜂の巣にされたりはしませんので。(危うく惑星ごと吹っ飛びかけはしましたが)もっともこの2人に銃火器なんてまともに通用するのかって話ですが。
ロボの活躍だけでも充分に楽しめますが、そこにハーレイというエッセンスが加わる事でポップさとか、安心感が生まれてきますよね。必要以上に話がハードにならないというか、なり得ないというか 笑。
短編としてかなりオススメできます。
『まとめ』
前述した通り、あまりDCの原作詳しくないんですね。それこそ、映画はほとんど観てますし、バットマンのゲームシリーズなんかは大体触ってはいますが…
だからDCのレビューをやる時って準備とか手間がかかって実際少し腰が重いんですよ 笑。
しかしこの「リトル・ブラックブック」そんなのどうでも良いくらい面白かったんです!!
とにかく1人にでも良いから勧めたいと!
ハーレイ好きなら買ったほうがいいですし、買うの悩んでるなら買ったほうがいい。そして少しでも興味があるなら買ったほうがいい 笑笑
事前知識なんてほとんど要らないですし、絵も可愛いので(特にザタンナすごいgood)、良かったら是非とも!!
ではでは今回はこのへんで。
閲覧ありがとうございました!
皆さま、まだまだ寒いので、風邪などにはどうぞ気をつけてお過ごしください!
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