デッドプール・ザ・ダック
こんにちは!ドロです!
映画「デッドプール2」も無事に大成功を収め未だに日本をデッドプール熱で湧かせている最中、この異色とも言えるデッドプール作品がリリースされました!
その名も!
『デッドプール・ザ・ダック』
まぁ…表紙が全てを物語っていますね。
では、ハチャメチャなチームアップに没入しうるべく、好きな酒(アルコール度数は強めに)を用意してからページをめくりましょう!!
(未成年の君はコーラにしよう。)
『ハワードを知っているか?』
そう。まずはここから。MCUにもガーディアンズオブ…でほーーーんの少しだけ登場したことがあるにしろ、普段からコミックに触れていなければ、恐らく知る由も無いかなと。私自身、彼に対して特に詳しいわけでもなく、他誌を観ているうちにちょくちょく登場する二足歩行で喋るアヒルがいるなぁ→ハワードって名前なのか→意外と歴史のあるキャラクターなんだな。くらいの認識に留まっています。86年にジョージ・ルーカスの手によって映画化されているらしいですが、もちろん未鑑賞でございます。つまりです。「ハワードっていう名前の喋るアヒルがMARVELにはいる」ってくらいの認識でも、充分に楽しめちゃうのが本誌ってわけなのです。そんな私がもっている彼の認識としては
⚫︎特にスーパーパワーは持ってない
⚫︎コメディリリーフ
⚫︎損な役回りが多い
って感じ。本人はハードボイルドを気取っていたいのに、いっつも誰かに迷惑をかけられて事が上手くいかないでいる…不憫なイメージが私の中では定着しつつあります。(デッドプール誌が中心になっているからかもしれませんが)少なくともデッドプールと彼の関係性としては間違ってはいないかなと思います。
今回ももちろん例に漏れず。
表紙を見ればわかる……。
『思いつかなかったコラボ』
正直言って、このチームアップは全然予想してなかったです。だってそもそもコレのニーズは!??文字通り合体しちゃうし。ターッゲットがデッドプールが見たい人でも、ハワードが見たい人でもない。デッドプール・ザ・ダックが見たい人向けとでもいいましょうか 笑
ほんと…デザインを起こしたら「コレ…イケてね?」みたいな感じで始めたミニシリーズみたいだ…。
そう…デザインは最高にイケてると思います。
デッドプールのコスチュームって割と色んなキャラクターとマッチしますよね。ツイッターで出回ったピ◯チュウとか…割と可愛い路線に強い…。
って何の話でしたっけ。そうそう意外性ね。
デッドプールとハワードが混ざったら一体どうなるのか。饒舌なアヒルか?狂ったアヒル?
はたまた、全然違うものになるのか。
いやいや、実は全然そこは煽る意味もなくて。
ほぼデッドプールです。
ってゆうのも人格はどちらか片方しか存在できず、身体にいない方はネガティヴゾーンに隔離されるんです。(操作してる側への干渉はできますが)つまりこれはほぼデッドプール誌と言っても過言ではない。デッドプール(アヒルフォーム)の物語。それを指を咥えて見ているしか出来ないハワード。めちゃくちゃに振り回されるハワード。痛い目をみるハワード。
始まりは奇想天外であれ、蓋をあければいつもの構図なのです笑笑
『気軽に読める!』
本誌の一番いいところは、デッドプールを知っていれば誰でも気軽に楽しめるところ。
前述した通り、ハワードの存在はまったく足枷にはなりませんし、ゴミパンダことロケット・ラクーンも登場するものの、彼の事も「アライグマだ!!可愛い〜!!」くらいで大丈夫。(病気に罹って目は血走りギラついて剥き出しの牙。そんなアライグマ。でも、イマドキってそーゆうのが可愛い対象でしょう??)
冗談はさておき、これは纏めて邦訳された単行本ミニシリーズのいいところで1話完結のように話が収束するので、疑問も少なく終わりもスッキリです。ましてや、デッドプール×ハワードとなれば笑わせてくれる事は間違いないでしょうし、嫌な気分になることなく読み切れるハズですよ。それは結構大事なことで、ヘビーな展開になることも多いアメコミにおいて徹頭徹尾、笑いを貫いてくれるってのは初心者にとっても嬉しいことですよね。
もちろんそれでいて、しっかり見せ場は作ってくるのがデッドプールなんですが。ハワードの身体になってもキレッキレの口の悪さに身体能力。前代未聞のアヒルアクションは一見の価値アリですよ!
『デップー史上最カワ!?』
これはマジです。女子ウケが更に加速すること間違いなしです。
本誌はアートワークがまたいいんですよ。ド◯ルド・ダックみたいですもん。このキュートな姿でやる事なす事、最低でバイオレンス。でもそれが最高なんですよね。ロケット・ラクーンも登場して本誌の可愛いバロメーターは更に加速します。もう、ヴィランも可愛いです!(大嘘)血飛沫とばしても、ゲロ吐いて、吐いたゲロ食って…そんなのも可愛いから許されるのです。可愛いは正義って、聞いたことがありますもんね。
このアートワークの見やすさも本誌の魅力のひとつかと思います。グリヒル先生の描く「グウェンプール」のような、日本人に馴染みやすい絵柄。そこにキャッチーなキャラクター達とくれば手を伸ばすのは簡単でしょう。加えて物語も前述の通りかなり分かりやすく、完結するのでハードルはかなり低いですよね!
デッドプールがアベジャンジャーズを抜いて新規ファンを獲得しまくっている中で、異色とはいえ本誌の邦訳を出したのは大正解だと思います。今がチャンス!是非とも本誌の存在を知ってほしいですね。
『まとめ』
今回は内容については殆ど触れませんでした。
単行本として完結できているので、あまり内容に触れてしまうといざ読んだ時につまらなくなるかなーと思ったからです。
それでも2000文字近くの記事になっているので、魅力は十二分てことですよ!
ちょっとばかし話が脱線しますが、昔スーパーファミコンのソフトで「ド◯ルドダックのマウイマラード」ってゲームがあったんです。ステージ2でド◯ルドが忍者に変身するんですが…なんとなく今回のダックプールを見てそれを思い出しました。あとで画像検索したら全然似てなかったんですが笑
知ってる人いるかなぁ…。
さておき、本誌は本当に気軽に楽しめる作品になってますので、今回のデッドプール旋風にのまれて、初めてアメコミの片鱗を味わった方などには本当におすすめです。これを機にアメコミ沼へと一歩踏み出してみるのはいかがでしょうか?
では、今回はこのあたりで。
閲覧ありがとうございました!
ブログ更新はこちらでお知らせします!
https://mobile.twitter.com/DORO_WILSON6