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デッドプールVS.セイバートゥース

ご無沙汰してます!ドロです!公認ブロガーの任を解かれてから…はじめての記事ですね。

ちょうどいい頃合いでデッドプールの新刊が発売されましたので、八月の終わり頃に書こうかな〜なんて思っていたら九月です。。光陰矢の如しとはまさに…。

 

ってなわけで今回は

 

デッドプールVS.セイバートゥース

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を紹介したいと思います!

 

本誌はマーベルナウでのデッドプールのシリーズ終了後(すぐに)始まったワールズグレイテストシリーズにおけるデッドプール誌、邦訳の単行本3冊目にあたります。

 

1冊目、「ミリオネア・ウィズ・ア・マウス」

2冊目、「エンド・オブ・エラー」

と回を重ねるごとに明るい雰囲気がどんどん怪しくなってきているデッドプール誌。

果たして今回の因縁の邂逅はどんな結末を迎えるのでしょうか…。

 

『オリジナル・シン』

 

そう。今回の騒動は前シリーズの6冊目オリジナル・シンに起因するのです。当時、バトラーの実験に利用されていたデッドプールはミッションごとに記憶の消去と改竄をされていました。その忘れ去られたミッションの1つが自身による自身の「親殺し」でした。

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精神が不安定なデッドプールは前回の「エンド・オブ・エラー」にて不完全な形で記憶を思い出し、親の仇である(と思い込んでいる)セイバートゥースの抹殺を決行しようとしているのでした。

手段を選ばずセイバートゥースの足取りを掴もうとするデッドプールは民間人にも御構い無し!最近のヒーロー像を払拭する彼らしい姿を久々に目にしました。笑

話の邪魔をされようもんなら太ももに刀を突き刺す始末。そうだよな。忘れてた。お前、決してヒーローじゃないんだよな。

 

『男前セイバートゥース

 

当然、そんなこととはつゆ知らず、バイクを走らすセイバートゥース。時速60km以上で走るライダーの目の前に急に現れるピアノ線。そんな恐ろしいことはないでしょう。もちろん犯人はデッドプール

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「てめぇ!この野郎…殺してやる」

 

当然です。急にピアノ線引っ掛けられて、刀で頭皮をバッサリいかれたら誰だってハラワタ煮え栗まんじゅうでしょう。

 

バトラーに協力していた当時、デッドプールセイバートゥースと行動を共にする事が多く、確かにセイバートゥースデッドプールの記憶の改竄について知りながらも何をするでもありませんでした。しかしことあの「親殺し」だけは別でした。デッドプールにはそれとなくやめるように促しましたし、記憶を消されたデッドプールには自分がミッションを遂行したと思わせ自分が罪を被りました。流石のセイバートゥースでもデッドプールを不憫に思ったのでしょう。

 

「そうすれば、こいつを救える」

 

不器用な悪人である彼なりの最大限の優しさを感じます。

 

そんな情けをかけたはずの赤タイツが一心不乱に自分を殺しにかかってくるとなっちゃあ、もう、たまったもんじゃありませんね。

 

『不死身VS不死身』

 

本誌の帯の見出し!でも実際は不死身VS限りなく不死身に近い不死身でしょうね。デッドプールは死ななくても、セイバートゥースはやりようによっては死にますから。ヒーリングファクター+不死の呪いVSヒーリングファクターですから…。とまぁ、そんなことはどうでもいいんですよ。ほんと。

完全に親殺しの復讐に囚われてるデッドプールは見境なしの戦闘をセイバートゥースと繰り広げます。バイクに乗っての高速バトルは超クール!一時休戦して共闘したり、なんだかんだやっぱり二人とも不死身だからイマイチ緊張感がないよな笑

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散々大騒ぎのドンパチを繰り広げたあげく、

 

「父親を殺してすまなかった」

 

なし崩し的に謝るセイバートゥース。オト

ナ!!

 

「父親の件は許すよ…」

 

ウェイドも偉いぞ!

しかし握手の瞬間、デッドプールのフリーの右手は50口径の弾丸をセイバートゥースのドタマにぶち込むのでした。

 

「母親は別だけど…」

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あーーーやっぱりコドモーーーー!!

でもみんな君のそんなところが好きなのよね。

 

ふと、気がつけば手をトラックに。足を木に繋がれて、身動きが取れないセイバートゥース。傍らにはデッドプール。その他にはテリジェンミスト。あ、ガチで殺す気だ。

間一髪のところで事件の全貌を知るアドシットがセイバートゥースの精神に干渉…デッドプールを止めに入ります。(まぁ…方法はウェイドの奥さん魔界の人だから…)

そして全てを思い出すデッドプール

 

「俺が殺した。」

 

全て終わった。

 

「ほどけよ」

 

とりあえずテリジェンミストはしまったデッドプールですが、セイバートゥースとやりとりをしながら運転席へ乗り込むデッドプール

エンジンをかけてアクセルを踏めば、セイバートゥースがどうなるかは子供にもわかる。

こりゃ引っ込みがつかなくなっただけだな。

 

瞬間マグニート

トラックごとデッドプールを封じ込めます。

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ワースト・アベンジャー。上手いこと言うね。

 

デッドプールピンチ!かと思いきや、セイバートゥースからの衝撃の一言で事態は一変します。これがデッドプール2099への伏線に繋がるのか…?とにかく、またミュータント界隈を賑わすことになる一言であったのは間違いないでしょうね。次回の展開に期待です。

 

『明日に向かって50口径を撃て』

 

セイバートゥースのバイクのシートに強力接着剤を塗りたくり、最後の最後まで、命を救われても嫌がらせをやめない、まるでクソガキのデッドプールは今までの過去にこだわっていた自分。過去そのものとの決別を覚悟します。

暗い過去に火をつけ灰にするのみ。

 

「もう過去は振り返らない。人生のムダだ。」

 

「俺には未来があるんだ。」

 

らしくない台詞を言うと騎馬警官から拝借した馬に跨り、騎馬警官隊をおちょくりながら走り出すのでした。

 

「命令だ!止まれ!」

「やーだよ!ここまでおいで!」

 

 

 

『まとめ』

 

さきに言っておきましょう。今回も2099が収録されてましたが…予想通り! とだけ。

でも先が気になりますD.P2099。はたして本編とは繋がるんでしょうか。

さて、今回のデッドプールでしたがワールズグレイテストにおけるデッドプールのテーマ「自分探し」でしたね、確か。過去の1つに区切りがついて正に一歩踏み出したデッドプール。これからはマークスフォーマネーの面々や、シクラーやエリーといった自分の身近な人達との物語になっていくような予感がします。

予想がつかないこれからの展開にますます目が離せないですね!

では今回はこの辺で!また、次回!サヨナラ〜

 

 

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