ヒーローとヴィジランテ
まず。散々アメコミについて話してるけど、実は俺…
そんなに
ヒーローが
好きではない。
いや、もちろん好きなんだけどそれ以上に好きなのが
ヴィジランテ
なのだ。
むしろヴィジランテこそヒーローだと思っている節があります。
じゃあそもそもヴィジランテって何なの?ヒーローとは何が違うの?ってお話ですよね。
『ヴィジランテとは』
そもそもは自警団を指すようです。悪人を制するまでは同じでその後の裁きを自分で下すか、司法なりに任せるか。代表的なところならMARVELでいうとパニッシャーや、デアデビル DCならバットマンを筆頭にアズラエルとか(てかゴッサム界隈はほぼそうなのでは)。グリーンアローやキック・アスなんかもヴィジランテの括りに入る。
ここで思う人もいるでしょう。
「え、みんなヒーローじゃん!」
ええ、私も思います。バットマンなんてDCのヒーロー代表格なんじゃないのって。ここは凄い難しい話だと思います。じゃあ次はその線引きについて話したいとおもいます。
『ヒーローとヴィジランテの違い』
この線引きについてはあくまで私の考えです。
ズバリ…
悪人を殺すか殺さないか
となるに至った根拠をば。
①管理されているヒーローだからヴィジランテじゃない。
②自分で裁きを下すからヴィジランテ。
と仮説を立てるとすると、それに当て嵌まらないヒーローが沢山いるはずです。
例えばスパイダーマン。
アベンジャーズによって管理されてない状態の彼はヴィジランテか?
とか、
デアデビルやバットマンは確かに自らの手で裁きを下せどヒーローとは呼べないのか?
とかって思うわけですよ。
ハッキリと
「アイツはヴィジランテだ」
って言えるキャラクターを想像してみてください。
ヒーローでもヴィランとも言えない。傭兵とも違う。そんな彼らに共通するのは…
悪人は殺す!
(とゆうか自分が悪人だと思った人ですかね)
ということ。
故に私の考える線引きになるのはここなんです。
仮にキャラクターが「俺はヴィジランテだ」とか言っても、公式でコイツはヴィジランテですと言っても、この一線を超えなくては俺としては
ヒーローじゃん
と思うわけです。
『悪人に救済は必要か』
そもそもなんでこんな話をしているのかといえば、俺はヴィジランテが大好きだから!!
根本的に悪の根は断つべき。と考えているからこそ。
悪人に救済は必要なのでしょうか。
確かにここは難しいところ。
例えばサム・ライミ版スパイダーマン3のサンドマンや、またまたアメイジング・スパイダーマン2のエレクトロなんかは確かに位置付けとしても、やっていることもヴィランなわけですが、殺すまで必要かな…なんて思いますよね。
でも確かにいます。フィクションの世界だけではなく現実世界にも反吐がでるほどの悪人が。罪の大小に関わらず、思考や意志が常識とは遥かにかけ離れている『殺すしかないだろ』ってレベルの悪人が。まぁその常識なんてモンも視点を変えれば非常識かもしれないのでこの議論は平行線から脱することはないのですが。
『だからこそ魅力的なヴィジランテ』
それがしかし、ヴィジランテには出来るんです。殺しが。
何故なら
『視点を変えれば常識も非常識』
とか
『正義の反対は別の正義』
だとかそんなもんはないわけですよ。
『俺が絶対に正義』
『俺が悪人だと思った奴は殺す』
って明確な意志があるんです。
上記のヴィジランテ全員に当てはまるわけではないですが、ここがヴィジランテ的な魅力だと俺は思います。だからスカッとするんでしょうね!!
が、しかしここで、ふと思う人もいるでしょう。
「え、それヴィランじゃね?」
確かに字面だけ見るとそうかもですねー。
魅力的なヴィランには確固たる信念があるものです。それもヴィジランテに惹かれるのに似た部分があると思うので、よくわかります。
ただ
『法で裁かれない強盗犯を殺す』
ヴィジランテはいても
『自然を救う為に人類を抹消する』
ヴィジランテはいませんからね。
内容の違いですね。
『まとめ』
ただの雑談記事なんでまとめもクソもありゃせんのですが、世の中にはそろそろヴィジランテが必要だと思って10年くらい経ちます。
ア◯メツとか今のご時世めちゃくちゃヒットしそうなヴィジランテだと思う…
えー…
俺はヴィジランテになりたい。
では皆さん、ハスタラビスター!!