さぁ、アメコミを読もう!
こんにちは。ドロです!
今日はレビューではないんですが…アメコミを読んだことのない人や、映画ファンに向けての内容が主体になります。短いので読んでいって下さい。お願いします〜。
⚫︎アメコミ興味があるけどどこから始めたらいいの?
⚫︎どうやって手に入れるの?
⚫︎写実的な絵柄が苦手!
⚫︎ヒロインが可愛くない!
⚫︎映画しか観たことないけど内容わかるか不安…
などなど……あると思うんですよ。アメコミを読むまでに至る壁が!!
大丈夫です。初めは私も同じようなものでしたから。しかも上の問題は全て解決できるのです。
ま、ま。「読まないとただじゃおかんぞ!」って話じゃないので気軽な気持ちでスクロールして下さいな。
『何から読めばいいの?』
正直そーんなことは気にしなくていい!!笑笑
私の場合は初めて購入したのが7年前くらい?シンガポールで原書のデッドプール誌やらなんやらをドカドカっと購入しました。
もちろん英語なんて読めやしません。
だから内容も分かんない。
「好きなキャラクターがカラーでいっぱい見れる!わーい!!」当時は今ほどのブームはなかったですからね。そんな感じです。身近にキャラクターを所有するかのような。ストーリーなんてどうでもいい。きっかけはそんなもんでいいんです。そんなこんなやってるうちに、内容なんて付いてきますよ。もっと知りたいって時には、きっともう知る方法も分かってるでしょう。
『どうやって手に入れるの?』
ネット。
いやいや!実物をみてからですよね〜買い物は。なーんて人は秋葉原の「blister comic」さんや、池袋の「Verse comic」さん。などなど、専門的にアメコミも扱うお店もあるんですよ。(もちろん我らがshoproさんの扱う作品も沢山!)店員さんもプロフェッショナルです。私より遥かにアメコミに精通しており、相談にも快く対応して下さいますよ。
「関東もんが!!俺らのとこにはそんなアメイジングなお店はないんじゃ!!」って方も…まぁまぁ。全国展開する最強の雑貨屋
「ヴィレッジ・ヴァンガード」さんがありますよ。専門店ほどではないですが、アメコミコーナーが設置されていることも多く、ブームの影響もありアメコミグッズも非常に豊富です。
いまは各書店にも置かれていることが増えてきていますね。昔ではありえなかった。お小遣い握りしめた子供達が書店でアメコミを買える…いい時代になりましたねー笑
『写実的な絵柄が苦手…』
『ヒロインが可愛くない…』
これはねー非常に根深い問題だと思います。
女性のみならず、男性にもこういう方多いです。日本のスッキリした絵柄やデフォルメに慣れているとなかなかねぇ…。わかります。無理な物は無理には勧めたりはしませんよ。
しかァーーーし!!!
ここ数年で日本人のアーティストがコミックのヴァリアントカバー(作者と違う方が表紙の絵を担当することです)やら、コミックそのもののスピンオフを描くことが増えてきています。もちろん、見やすい絵柄も非常に増えてきていますね〜。
個人的に大好きなのは、スーパークールな「白浜 鴎」先生とスーパーキュートな「グリヒル」先生ズ。著作権の問題で画像の掲載が出来ないので、是非、検索をかけてみて下さい。アメコミ独特な絵柄が嫌いな貴方も度肝を抜かれる素晴らしいイラストが貴方を待ち受けていますよ。
ただこれはそんな貴方の、あくまで本編への導入だと思っています。少しでも興味が湧いたら好きな絵柄のコミックをぜひ「ジャケ買い」ならぬ「カバー買い」をしてみて下さい。それで、アメコミへの道が拓けたら私は嬉しいです。
『映画しかみてないけど、内容わかるかな?』
はい。ぶっちゃけ、わかんないですよ。
同じキャラクターでもストーリーごとに作画は変わるし、あの作品を読んでないと話が繋がらないとか、こっちの世界線ではAなこともそっちの世界線ではBだとか…。
コミック読んでても分かんないこと沢山あります。
ただ今は、映画に寄せてくるコミックも多々あります。それにコミック毎にそのような問題を解消するために解説書が付いてくるんですね笑
その冊子における辞書のようなものです。
ただまぁ…それでもめんどくさいですよね。
非常によくわかります。
そんな時は私のような人間に「この話分かんないんだけど、この本の内容のレビュー寄越せよ!」って言って頂ければ、尻尾を振ってお伝えしますよ笑。既読なら尚更のこと。
『つまり…?』
長々と書きましたが、細かいことはきにする必要は無いんです。貴方が楽しめる方法で鑑賞すればいいのです!!
たまに専門用語やら作家さんやアーティストさんやらの名前を捲し立てて、初心者を乏し、さも、自分はアメコミフリークかのように振る舞う人がいますが、そんな奴には「大いなる力も責任もない」です。無視しましょう。
この記事を見て少しでも興味が湧いたら、是非手にとってみて下さい。クールでキュートなヒーロー達がコミックで待っています。
いつか「あのヒーローのここがカッコいい!」「このコミックのこのシーンが!」なんて子供の様に語れたら楽しいですね!
さぁ、貴方もアメコミを読もう!!
Doro
デッドプール:ミリオネア・ウィズ・ア・マウス
よぉ!俺ちゃんドッロプール!!
今回は俺ちゃんのマーベルナウシリーズが終わっちまってから、初めてのニューシリーズ「ワールズ・グレイテスト」の一作目ってわけ。
タイトルコールは任せてくれよ。
「デッドプール:ミリオネア・ウィズ・ア・マウス」
どうだ!目の前にハンサムが浮かんだろ!?
というわけで改めてまして…
こんにちは。ドロです!
そう今回は隕石でみんな死んでしまったデッドプールが奇跡の復活を果たしました〜(もうアメコミ界の復活においては何も驚かないぜ)
韓国ソウルの空を駆ける赤い影。
鳥か!飛行機か!いや、アレはデッドプールだ!
どうやら我らの「饒舌な傭兵」はミッションの途中。スマートに窓から侵入したもののホワイトフォックスが邪魔に入る。不意の攻撃にマスクを奪われたデッドプール…。いや?こいつは誰だ?俺たちの腐ったアボカドフェイスのハンサムガイはどこだ。真の黄色い吹き出しを求めて俺たちはページをめくることになった。
前シリーズのラスト「オールグッド・シングス」で世界ごとお陀仏したデッドプール。「シークレット・ウォーズ」の影響で復活を遂げたのでした。
『そもそも「シークレット・ウォーズ」って何?』
「シークレット・ウォーズ」とは1984年のクロスオーバーイベントの…っておい。これはデジャヴだ。(ただ今回のシークレットウォーズは2015年のイベントを指す。)「バックインブラック」の時も話しましたね。とりあえずそこはあまり掘り下げずに、このアース616でマーベルナウの時と変わってしまったことをザッと書き出します。ややこしいので、そこだけ踏まえておきましょう。
⚫︎デッドプールは新たなアベンジャーズ、アベンジャーズ・ユニティ・スクアッドの一員。(人類とミュータント、インヒューマンの架け橋となるべく結成されたチーム)
⚫︎キャップは超人血清が抜けてお爺ちゃん化。
⚫︎デッドプールは打って変わって人気者。
⚫︎デッドプールは7人のデッドプールによる傭兵団「デッドプールズ・ヒーローズ・フォー・ハイヤー」 を組織している。(ルーク・ケイジに見つかって「マークス・フォー・マネー」に改名します笑笑)
ここらへんを踏まえて読めば、さして問題はないかと思います。(オリジンや友人関係の設定は生きています)まぁデッドプールが主人公の時点でストーリーが混沌と化すのは茶飯事なので、こんなのは微々たることですね笑
『7人の傭兵』
デッドプールはヒーローグッズ販売事業の傍ら、傭兵事業も立ち上げます。腕利き?のならず者達を集めてデッドプールの衣装を纏わせて各地で任務を遂行しています。「金と世界平和の為」らしいですが、ほぼ慈善事業と化しており、金払いは悪く、メンバーの不満は募る一方…。個性豊かなメンバーは是非、本誌で確認して頂きたい。が、特に異彩を放つ男が1人。マッドキャップだ。狂気に蝕まれ、超再生能力を持つ男。もう1人のデッドプール…。
デッドプール誌を追ってた人ならご存知かもしれませんが、コイツは筋金入りのヴィランなんですね。今回は味方の様ですが、コイツの存在や不気味な笑顔が物語の不安を掻き立てます。
『正義のヒーロー・デッドプール』
デッドプールは今までもヒーローになろうとした事はありましたが、上手くいった事はほぼ皆無。しかしこのアースのデッドプールは正にヒーローのソレでしょう。世間にも大人気、見返りを求めず行う善行。アベンジャーズの資金繰り。見ていて涙が出るところでした。むちゃくちゃで軽口は叩くし、汚い言葉も吐きますが、いつもとは明らかに様子が違います。いつもの言い得ぬ不安定さとも言うものがないのです。こんなデッドプール初めてです。いつもと違うデッドプールも魅力的です。
『崩壊する日常』
デッドプールはあらぬ殺人容疑をかけられ、警察の聴取を受けることになります。被害者のダイイングメッセージはデッドプールが犯人であることを物語っていました。しかし本人に心当たりはありません。いつものデッドプールならここで暴れてもいいものの、今回は大人しくお縄につくのでした。しかし、護送車での移送中他のデッドプールから襲撃を受けます。RPGをモロにくらい横転する護送車。一方港ではデッドプールに扮した一般人が暴動を起こし大暴れです。一体何が起きているのか。誰かが裏で糸を引いているのは確実。デッドプールの健全なヒーローとしての日常は、確実に音を立てて崩れ始めるのでした。やはりいつものデッドプールでしたね。彼は平穏とは無縁の存在です笑
正体不明の敵の出現を受けマークス・フォー・マネーのコスチュームを7人7色に変更したデッドプール。まるでスーパー戦隊w
偽デッドプールを炙り出す作戦の一つですね。
襲撃時に上手く躱され激おこぷんぷん丸のデッドプール「てめぇ、ぶっ◯してやる!」
その後とんでもない作戦を実行します。
エリー「ママは今も怒ってるわ」
デッドプール「サメをおびき出すために血を撒いただろ」
そう。実の娘のエリーを囮に選んだデッドプール。敵はデッドプールを貶めるのが目的のようなので、これ以上のエサはないぜ…。しかしデッドプールよ、お前は…笑
その刹那。
「BLAM!! BLAM!! BLAM!!」
エリーに向かって銃弾が放たれました。
エリーが目を瞑るやいなや、気付くと、ある男の腕の中。ピエトロです!マグニートの息子!クイックシルバー!!映画「X-MEN アポカリプス」での活躍を彷彿とするイケメンぶり。ユニティ・スクワッドに身を置くデッドプールにミュータント達が協力してくれるのは、どこか微笑ましいというか、嬉しく感じますよね。
エリーは無事にキャップに引き渡され、デッドプールは今回の黒幕と対峙するのでした。
『狂気のマッドキャップ』
犯人は何を隠そう、あの狂人マッドキャップでした。何故、コイツはデッドプールを貶めようとするのか。動機の一切が不明です。デッドプールは暴動鎮圧中の「マークス・フォー・マネー」の面々に連絡を取りマッドキャップの排除に取り掛かりますが…。
マッドキャップは超再生能力に加え、精神操作能力、痛覚がない強敵です。一筋縄ではいきません。デッドプールも交戦しつつ理由を問いただしますが……なんかマッドキャップ…おまえ、メンヘラの彼女みたいなこと言ってやがんなァ。「傭兵部隊でだって注目されるのは貴方ばかり!もっとアタシを見てよ!!アタシを捨てやがって!もう耐えられない、貴方を絶望に叩き込んでやるわ!!キィーー!」まぁ、ただなんか煮え切らない感じではあるんですが、追い詰められた?マッドキャップはチタウリの光線銃を自分に放ち自害します。(多分死んでない。こりゃ次の登場も早そうだ。)
『悩めるウェイド』
マッドキャップが消えてしまうのはデッドプールの理想の答えではありませんでした。マッドキャップの行為は許せないですが、彼はもう1人の自分であり、友人。
(マーベルナウシリーズ、ウェディング・オブ・デッドプールを参照)
デッドプール。いやウェイドはこの事件を皮切りに自らの在り方に頭を悩ますのでした。そこに現れるデッドプールフリーク達に軽快に対応する姿はもはや、デッドプールなのでしょうか。「貴方にはその価値があるから」ビルの上の看板の俺ちゃんがそう言っても、デッドプールの気持ちは深く沈んでいくのでした。
「もちろん平気さ」「デッドプールなんだぜ」
そう言い残した彼の拳からは、血が滴るのでした。叩き割った自分の広告を背に。
「いつだって平気さ」
『まとめ』
遂に来ましたね!デッドプールの新シリーズ!
私はデッドプールが一番好きなキャラクターなのでついつい文章が長くなってしまいました。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
いつも明るくて破天荒なデッドプールが違う一面を見せつつありますね。本誌にもある通り、テーマは「自分探し」になっていくような気配がありますね。デッドプールがこの先どうなって行くのか不安と期待に胸を膨らませながら、次号を待ちたいと思います。
来年には映画「デッドプール2」も控えています。マーベルナウからワールズグレイテストを読破してスクリーンのデッドプールの活劇に備えようぜ!!もっとデッドプールが楽しめること間違いなし〜!!
と、こんなところで今回は失礼します。
ではまた次回!閲覧ありがとうございました!
Doro
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宜しくおねがい致します。
アストニッシング・ソー
こんにちは!ドロです。
今回ご紹介するコミックはMARVELから
『アストニッシング・ソー』
直訳すると、「驚くべき雷神」、映画もシリーズ化されてすっかり有名人の雷神様。「マイティ・ソー:バトルロイヤル」(ラグナロクね。わかってますよ笑)も
、だいぶ好調な様子ですね。
いやーしかし…今回、驚くべきはソーより話のスケールの大きさです。非常に難解なストーリーが故に、さも神話でも体験しているかのようでした…。
轟く雷鳴。迫り来る津波。荒れ狂う暴風。
常軌を逸した天災が、世界を襲っていた。
しかし、ここマンハッタンには彼の雷神がいる。オーディンの息子。ソーだ。
如何様な天災ですら、雷神には抗うことはできない。天災と闘うのソーの元にアスガルドの、ヘイムダルから連絡が入る。「原因を突き止めた」ソーはこの天災の根源を絶つため、宇宙へと飛び立つのだった。
『惑星エゴ』
何を隠そう、地球を襲う超弩級の天災の原因は生きる惑星エゴなのです。
映画版ガーディアンズオブギャラクシーvol.2でも登場しましたね。(設定はだいぶ異なりますが)彼がとある目的のために高速で宇宙を移動しているせいで、周辺の星々は甚大な被害を受けています。
彼はヴィランと一言で括ることの出来る存在ではありません。善悪を超越した…とてつもなく自己中心的(エゴ)な存在…。起こす行動に悪意はない様ですが今までの所業を見るに我々からすれば、悪そのものですね笑
そんな正にエゴの塊が、今回の物語の中心となります。
余談なんですが、今回のコミコンで芸人の竹若さんがエゴのコスプレをしてらっしゃいました。見た時には噴き出すのを堪えることは不可能でしたねー笑
『ストレンジャーの思惑』
まず、コズミックビーイングについて説明する必要があるでしょう。生や死の概念、正義と悪。物理法則や自然界の摂理。諸々をすべて超越した存在です。理解をしようとしないことで、私は正気を保っています笑
正直なところ、私はコイツらが好きではないです。登場すると風呂敷が広がりすぎたり、ヒーロー達の努力は実は何の意味もなく、コイツらの思惑通りに動かされていた…みたいな展開が歯痒く感じてしまうのです。とまぁ、そんなことはさて置き。今回はそのコズミックビーイングが1人である、ストレンジャーが登場します。エゴが天災の原因であると突き止めたソーは最初こそ会話によって解決を図りますが、相手はあのエゴ。一筋縄ではいきません。鉄拳制裁を加えようとも束の間、ストレンジャーが登場し「我の実験の邪魔をするな。我はエゴの創造主ぞ」と、のたまい圧倒的パワーでソーを遥か彼方に吹き飛ばすのでした。
この目的というのが…
エゴの弟であるオルターエゴを創造し、コレクターに捕えさせる。一方兄のエゴには弟との邂逅を目的にさせ、そのレールを敷く。この惑星の兄弟が邂逅を果たすことで一体何が起きるのか。
というもの。これが今回全ての原因。全く我々の理解の範疇を超えています。それもそのはず、彼等は全てを超越した存在。コズミックビーイングなのですから。
『雷神の慈悲』
ソーは自由奔放かつ破天荒な描かれ方をする事も少なくないと思います。しかし今回、ソーのヒーローとしての意識や道徳観を改めて認識することになりました。本誌でのソーの敵は強大すぎて一騎当千!!アストニッシング!とは、いきませんでしたが、惑星エゴとオルターエゴが出会うことで起きてしまう悲劇を回避する為に見せた優しさは、まさにヒーローそのものでした。私としてはこここそが本誌の1番の魅力でソーが主人公であることにやっと気付かされるシーンなのです。加えて、作画によってバラつきがあるアメコミですが、今回のソーは本当イケメンです。回想シーンにおける、若かりし頃のソーもワイルドな感じで素敵です。そういう意味ではソーの魅力は充分にある本作です。
『果てしないスケール』
ハッキリ言います。今回の話。ゆっくり噛み砕きながら読まないと意味がわかりません。
そもそもソーは地球の災害を止めようとしてて…と思えばエゴやコレクターにストレンジャーが突如として現れ、ストレンジャーは「これは実験だった」と真相を語るや否やソーは「そんなことは断じて許さぬ」と行為を止めるために奔走するのですが…地球はどうした!!!それにストレンジャー!その実験は何の意味があるんだ!!!!そして最後のオチ…意味がわからん!!最後にもう一度…。
地球は…!!
地球はどうした…!!!!
『まとめ』
正直、本誌はかなり人を選ぶ作品だとは思います。しかしマイティ・ソーのファンである方はソーの一面や、過去に触れることのできる貴重な原作の1つです。(エゴやストレンジャーの思惑が主体といえばそうですが。)バトルロイヤルが放映されている中で少しソーの原作も読んでみたいなーなんて方には…いや…荷が重いかもしれません!!笑笑
初心者の方にも読みやすいようにブログを書く…を信条としているからこそ、安易にお勧めはできません。これで逆にそそられてしまう強者の方は是非どうぞ!笑(あくまで私個人の意見ですが)
と今回はそこそこに…
次に、壮大な宇宙のスペクタクルを体感するのは貴方です!
ではまた次回!
閲覧ありがとうございました〜〜
あ、そうです。いつも閲覧してくだっている皆様にお願いがあります。
わたくし、Doroはツイッターもやってます。
ユーモラスとウィットに富んだツイート…そしてたまにイラスト…。笑
是非ツイッターのフォローもお願い致します。
@DORO_WILSON6
で御座います。ブログで発信しない情報なんかもボソボソ呟きますので、是非ともお願い致します〜〜!気軽に話しかけてくださいませ。おまちしております。
公認ブロガーということ。
こんにちは。ドロです。
この度はshopro様から公認ブロガーの一期生としてやらせて頂くことになりました。改めてまして、皆さまどうぞ宜しくお願い致します。
さて、公認ブロガーという名誉を賜り、1日が過ぎました。ブログの閲覧数がホントに凄いことになりました…以前の10倍近いです…。まぁ前が少なかったんですが。正直始めて間もないブログです。コンテンツ不足は否めないです。
その点では、ブログをご覧になって頂いている方々に対して申し訳なく思います。
ただこれから、ほとんど今はゼロの状態から供にスタートを切っていけるんだ。と勝手に思っております。
正直、この4ヶ月で「ハイ。全てお終い。」となる気もさらさら御座いません。
いまアメコミ界に軽くつけた爪痕を、これからはより深く深く、していきたいのです。
いくらshopro様の力を借りて多少の影響力があるとはいえ、今回のコミコンや、ツイッターなどでは、実力不足を痛感することになりました。アメコミに関わることが出来るのならば、いくらでも貪欲に活動していきます。
文章を書く。ということがただ一つの正解では無いと思います。
そうなることで、責任も大きくなると思います。「大いなる力には大いなる責任が伴う」ベンおじさんの言葉を胸に刻んで、活動を続けていきたいと思います。
まだまだペーペーで皆様に教えて頂くことも多いとは思いますが、どうぞ皆様、改めまして末永くよろしくお願い致します。
Doro
バットマン:アイ・アム・スーサイド
こんにちは!ドロです。
みなさん、コミコンは楽しんでいますか??
息抜きに読んでいってください!
興味が出たらすぐ買えますよ笑笑
さてさて、今回も前回に引き続きDC誌から…
ご紹介するコミックは
『バットマン:アイ・アム・スーサイド』
です。
蘇る光景は悪夢。来る日も来る日も。
バットマンを唯一倒した男。ベイン。監獄島の主人である彼は今、1人の人物を手中に収めていた。一方でウェイン邸。ゴッサムガール。彼女もまた、悪夢に囚われていた。彼女を解放するために「闇の騎士」は「自殺部隊」を結成するのであった。
今回は皆様ご存知のバットマンからです。
「スーサイド」に「ベイン」冒頭から耳に覚えのある単語が出てきますね。DCユニバースの映画「スーサイド・スクワッド」に「ダークナイト・ライジング」から「ベイン」コミックファンでなくとも映画を観ているのであれば興味を惹かれますよね。いい機会です。ページをめくってみましょう。
『ゴッサムガールって?』
実は、本誌は「バットマン:アイ・アム・ゴッサム」の続編にあたるんです。なので、本誌だけ見ると「何がおきているんだ!」ってな事になります笑
そこでゴッサムガールについては説明しておく必要があります。勿論、「アイ・アム・ゴッサム」を読むに越したことは無いですが、ココを押さえておけば本誌も大丈夫!
ゴッサムシティに突如として現れたニューヒーロー。ゴッサム&ゴッサムガール。彼等は自らの寿命を糧にスーパーマンに勝るとも劣らないパワーを発揮します。しかし政府の「ゴッサム治安維持計画」によりゴッサムシティに送り込まれたのは「スーサイドスクワッド」しかし、Dr.ヒューゴ・ストレンジとサイコパイレートが部隊を脱走、ゴッサム&ゴッサムガールに襲い掛かかる。サイコパイレートの感情を操作する能力により、ゴッサムは怒りに支配され暴走。バットマンと対峙し絶命。ゴッサムガールは恐怖に囚われ、正気を失ってしまった。
と、いった具合。
ゴッサムガールに自身の影をみたブルースは、彼女を救うことを決意します。それにはサイコパイレートとの接触が必須。そう、ベインの手中の人物。そいつこそがサイコパイレートなんです。
『バットマンと自殺部隊』
バットマンが結成した「自殺部隊」のメンバーは…
⚫︎ベントリロクイスト
⚫︎ブロンズタイガー
⚫︎パンチ
⚫︎ジュエリー
なんだか…本家と比べるとパッとしないし、この人選で大丈夫かい?と言いたくなったのも束の間、最後の1人は、セリーナ・カイル。
⚫︎キャットウーマン
一気に安堵に包まれる感覚がしました。笑
とはいえ、この人選でなければなし得ない作戦。最後には「流石…バットマン…」となるのは必至です。
『お前の背骨をへし折ってやる』
あまりにも有名なバットマン史の一幕。1993年の「ナイトフォール」ベインはバックブリーカーでバットマンの「背骨をへし折り」半身不随に追い込んだ。
「ダークナイト・ライジング」でも再現されてましたね。あの出来事に起因すると思われる台詞なのですが、本誌ではゴッサムガール救出作戦への意気込みか、或いは決意か。バットマンは何度も口にします。
ただホント回数が多くて、個人的には凄い根に持ってるようでどこかシリアスにはなれなかったのが、正直なところです。笑
終局ではキャットウーマンとの連携で見事に「背骨をへし折って」みせます。
そこでバットマンはベインに「お前は勇敢だ。お前は幸せだ。お前はいつもでもやめられる」と言い残して去ります。かつて共闘もした、良き好敵手と認めているのでしょう。ヴィランとはいえ、またヴェノムに溺れてしまう彼を見たくは無いのだと思います。
しかし、ベインの声は「ヴェノムだ!!」と監獄島に響くのでした。
『蝙蝠男と猫女』
本誌においてキャットウーマンの存在は無くてはならないものでしょう。
今回の作戦。成功の暁には犯罪者たちにも恩赦が与えられます。しかしキャットの罪状は「237人殺し」死刑は免れたものの終身刑。バットは彼女を再び刑務所へと護送する必要があります。愛するキャットを。
キャットウーマンの過去が明かされ、バットマンとの繋がりが、重なりがより深く見えてくる今回。救出作戦がメインのように見えて実は全編キャットウーマンとのストーリーにも思えるほど。キャットウーマンは冤罪であると、愛してしまったヴィランの為に奔走するバットマンが何処か切なく映りますね。
結局の所、護送は失敗に終わり、バットマンの前からキャットウーマンは姿を消します。
怪我で床に伏せていたバットマンはキャットウーマンに救われたこと、彼女が去ったことを知り「彼女は夜を盗んだ」とアルフレッドに言いながら、また「闇の騎士」のスーツに身を包むのでした。
彼女が盗んだのは…「Night」ではなく、「Knight」なんじゃないでしょうかね…。
そうだったらなんかロマンチックな言い回しだな…。とかそんなことを思いつつ最後のページを閉じるのでした。
『まとめ』
まるで最終回のような終わり方でしたが、アクアマンもとい、今回も3部作の作品です。次回にはどう繋がっていくのか楽しみですね。
余談なのですが、みなさんキャットウーマンはやはり、アンハサウェイのイメージですかね。自分としてはハルベリーの方が印象には強くて、あの妖艶な出で立ちが子供心に…って余談が過ぎました。
アメコミといえばMARVELって風潮が強い感じもしますが、DCもドンドン面白い作品が刊行されてます。お互いに盛り上げていきましょう!!
それでは皆さんまた次回!
閲覧ありがとうございました!
アクアマン ~アトランティスの王~
こんにちは!ドロです。
今回、ご紹介するコミックは…
『アクアマン ~アトランティスの王~』です。
そこはまるで深淵。地上から遠く離れた海の底。海溝(トレンチ)から、怪しげな光がちらつく。まるで深海魚の怪物のようなソレらは餌を求めて海面を目指す。
そんな中、ボストンではパトカーのサイレンがけたたましく鳴り響く。逃げる悪党たちの眼前に立ちはだかるは、夕焼け色に輝く鎧、金色の鉾を携えた男。海の男。アクアマンだった。
さて!
今回はDCコミックスからのヒーローです。
3部作で構成されたうちの1作目が、このコミックです。リブートにあたる作品で、今まで数回の変更があったアクアマンの設定を再び再構築したものです。
皆、同じスタートラインなので何も知らない状態で手を出すコミックにはうってつけですね。勿論、タイトルの通り「アクアマン」の物語です。
《アクアマンって誰!?》
そんなことってありますか?主人公ですよ!?
とはいえ…正直言って認知度はDCヒーローの中でも低いとは思います。自分自身、本誌が初めてのアクアマンになります…。
しかし、映画「スーパーマンVSバットマン」が転機となり、この度、公開される「ジャスティスリーグ」ではガンガンと前に出てきていますね!
少しづつ魅力が伝わりつつあるアクアマンですが、今作を読むにあたってサクッと彼を紹介しましょう!!
「アクアマン」
⚫︎本名:アーサー・カリー
⚫︎能力:怪力、水陸両棲、テレパシー、水生生物を使役する力。
⚫︎装備:鱗の鎧、アトランティスの鉾。
本誌では現アトランティス(言わずと知れた伝説の海底人の王国)の王である事が分かります。海底人の母親と、地上人の父を持つ、ハーフブリードです。特殊能力は母親の血によるものですね。
彼の能力こそ、この血筋のおかげですが、彼に問題を運び、悩ませるのもこの血筋のようです。(ヒーローはだいたいそうなんですが笑)
《嫌われたヒーロー》
彼を悩ませるのは血筋による問題だけでは無いようです。スーパーパワーを持ち、地上で人々を救い続けているにも関わらず、人々は彼を信頼せず、信用せず、あまつさえ馬鹿にする始末です。(これはアメリカのコメディ番組でアクアマンをネタにしたりするのを逆手にとった演出だそうです。)しかし彼はそれでも地上人を救い続けています。彼は現アトランティスの王。地上を救う情こそあれど、義理はない筈。彼を突き動かすものは何なのでしょうか…。
《父の存在。そして最愛のメラ》
今回、トレンチという怪物達がアクアマンの前に現れます。世間の対応は冷たくも、アクアマンは立ち向かっていきます。地上の人々の為に。それは彼の父の存在があるからだと思います。
はるか昔の記憶。父は灯台守でした。
「父さんだったら船長にだってなれるのに!」アクアマンは言います。
「そうだな。けどアーサー、誰かが陸にいてあの船長たちのために、海岸を見守ってなきゃならないんだ。それが責任さ。」
この父子のやりとりが全てを体現しているように感じます。
そしてメラ。彼女はアクアマンの最愛の人にして、真の理解者。水を操る能力をもち、アクアマンと供に闘います。彼女の存在もまた、アクアマンにとっての拠り所でしょう。
実は彼女についての新たな真実が本誌で明らかになります。が…ここでは黙っておきましょう笑。是非、本誌をご覧ください!
《アクアマンの悲哀》
トレンチ達は地上人達を襲撃し、捕食し、ある目的の為に一部は捕獲して海溝に持ち去りました。アクアマンはそれを追い、闇深い海溝へと向かうことになります。言葉も通じない凶暴なトレンチ達にすらアクアマンは傷付けずに済む方法を模索します。海底人と地上人、種の違いを超えて存在している彼だからこそ。トレンチ達をただ敵だと。一方的な目でみることは出来なかったのでしょう。
しかし、無情にもトレンチ達はアクアマンに襲いかかります。弾丸すら通さぬアクアマンの鎧を引き裂く、牙と爪。
アクアマンの想いも虚しく。海溝を溶岩と岩で塞ぎ、トレンチ達は死に絶えるのでした。
戻った先で救った子供に「僕のヒーロー!大好き!」と、アクアマン。
この言葉は、彼の救いになるのでしょうか。
《謎が謎を呼ぶ》
トレンチの一件が落ち着いたのも束の間。トレンチ達の遺留物から謎の人工物が発見されます。軍に呼び出され確認に向かったアクアマン、それは古代アトランティスの船の一部だと発覚します。その刹那。大爆発と供に何者かの襲撃を受けます。
襲撃者の正体。
古代の船の一部に隠された秘密。
アトランティスに起きた謎。
これらが一気に繋がりストーリーを加速させていきます。ここでアクアマンの第1章は幕を閉じます。
うぉお!続きが気になって仕方ない!! 笑
《まとめ》
アクアマンのオリジンに触れつつ、アクアマンの物語を掘り進めていく、最高の脚本でした。流石にDCの一流脚本家、ジェフ・ジョーンズ!と言ったところでしょうか。
映画「ジャスティスリーグ」が、来年には単独作品「アクアマン」も公開されようという中、アクアマンの事が知りたい君!まったくもってこれ以上ピッタリなコミックはないぞ!!
私がアメコミを紹介する中でポイントになる作画のとっつきやすさもピカイチ。
脚本もいいので自然にグイグイと引き込まれていきます。
1941年に生まれた齢76歳のヒーローは遂に真のゴールデンエイジを迎えたのかもしれませんね。
ではまた次回お会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!!
デッドプール:バック・イン・ブラック
こんにちはドロです。記念すべき第一回!
紹介するコミックは…
『デッドプール:バック・イン・ブラック』
AC/DCは関係ないです。
「シークレット・ウォーズ」の後、シンビオートがスパイダーマンから離れ、新たな宿主であるエディ・ブロックに寄生するまでの間を描いた作品です。そこに登場するヒーローは赤いスーツのキュートなアイツ…。
《そもそも「シークレット・ウォーズ」って何?》
「シークレット・ウォーズ」とは1984年のクロスオーバーイベントのことだそう。現在33歳の方が生まれた年ですよ。そりゃ知らなくても仕方ない!ここでは「シークレット・ウォーズ」にて、スパイダーマンが初めてブラックコスチューム(シンビオート)に身を包んだ」この情報だけ覚えておきましょう〜。
《メインキャラクターは1人と一匹?》
1人は普段アメコミは読まないよ。って方でも知っているんじゃないでしょうか。そうです。彼です!デッドプール!
2016年公開の映画の影響もあり、すっかり有名になりましたね。
一匹?はヴェノムことシンビオート。ご存知スパイダーマンの好敵手です。サム・ライミ版スパイダーマンの3作目に出演していましたね。
現在トム・ハーディを主演にスピンオフが進行中だそうです。楽しみですね!
この1人と一匹が織り成す物語…。
「カーネイジvsデッドプール」のような既視感。嫌な予感しかしないですね笑
《バイオレンスと哀愁》
シンビオートはスパイダーマンと分離した教会で回復を待つのですが、そこの清掃係とのやりとりはとてもハートフル。バイオレンスの「バ」の字も見えません。
この後、デッドプールとの邂逅を果たすのですが、シンビオートは「自分を捨てたスパイダーマンへの憎しみ、復讐」が行動理念になっているんですね。デッドプールと融合して繰り広げるバイオレンス劇の中に、ちらほら上述のようなシンビオートの哀愁が漂うんです。シンビオートは宿主の影響を受けて性格が形成されるのですが、このフラれた元カノのような人間臭さは、スパイダーマンことピーターの影響なのでしょうか。
かといって、バイオレンスも引けを取らずデッドプールとシンビオートの狂気が歩調を合わせて狂騒曲を奏でます。敵を○○てしまうなんて、ヒーローとしてあるまじき姿ですよ…。
この一見バイオレンスとハチャメチャな物語ですが、人間ドラマが際立ちますね。
デッドプール誌はこのような傾向が多い気もしますね。狂った彼が、少しの人間性をみせる。そんな姿に惹かれますよね。
今回も例によって、融合した「スパイダーマンを殺したい」シンビオートと「愛しいスパイディにそんなことしたくない」デッドプールの葛藤にドラマが見られます。シンビオートと和解するデッドプールもすごい切ない感じで。
これはある種ラブストーリーかもしれません笑
《多彩なキャラクター達》
今回、デッドプールとシンビオートのコラボですら嬉しいのに、加えて様々なキャラクター達との共演が実現しています。
⚫︎ブラックキャット
⚫︎クレイヴン
⚫︎パワーパック
⚫︎スパイダーマン etc...
特に掛け合いが面白いのはブラックキャットで、始終彼女はデッドプールをスパイダーマンだと勘違いしているんです。
ただ、そこでデッドプールは否定するんですね。「俺ちゃんはスパイディじゃないぜ」と。しかし、誤解は解けないまま物語は進展していくんですが、ブラックキャットにちょっかいをかけることも出来たのに、デッドプールは
「おやすみ、子猫ちゃん。
君があいつに惚れてない時に、また会おう」
なんて言って、気を失った彼女の元から離れていくんですよ。何だよ、デッドプール。超カッコいいじゃん。
《まとめ》
タイトルの割には色んな方向から楽しませてくれる作品なんです。
デッドプールの短編の中でも読みやすくて初心者でもおススメです。作画も「クセが強いのは苦手なの!」なんて淑女の方でも問題なし。サルバ氏の作画はスッキリとしたデザインかつアメコミのテイストも生かした物なので心配ありません。
デッドプール、ヴェノム好きの方は迷わず手に取ることを勧めますよ!
では次回の更新をお楽しみに!
閲覧ありがとうございました!