スーパーマン:トライアルズ・オブ・スーパーサン
こんにちは!ドロです!
突然ですが、自分の父親がスーパーヒーローだったら…なんて考えたことありますか?
すごい魅力的ですが、反面。気が気ではないでしょうね笑
今回は実際にそんな環境に生まれ、ヒーローとしての使命を背負った2人が主人公の一冊!(もちろんスーパーマンも)
『スーパーマン:トライアルズ・オブ・スーパーサン』
をご紹介致します!
スーパーマンを中心にしたショートストーリーがオムニバス形式で展開されます。
本誌はリバースシリーズの第2弾にあたるもので、第1弾には『スーパーマン:サン・オブ・スーパーマン』がありますが、読んでなくても全然大丈夫でした。(繋がりを感じる場面はありますが、それでも全然問題なし!)
全編全話とても面白いのですが、いくつかピックアップして魅力をお伝えしていきたいと思います!
『スーパーマンの日常』
悪党を倒して世界を守る…いつものスーパーマン。それが彼の日常…?いえいえ、彼にも愛する妻がいて息子がいます。今日はヒーローはお休みして、家族でお祭りに行くぞ!!
「絶対にスーパーマン的な活躍なんてしないって、約束できる?」
「約束するよ」
「やったァ!」
と、なんともハートフルな一幕です。
とっても楽しそうな、妻のロイスに息子のジョナサン!もちろん父であるクラークも。
これだけで充分に見る価値ありますよね!笑
ただまぁこれで終わるわけはなく、不穏な影がチラつくんですが…。
その、問題を片付けるシーンを一切見せないんですよ!徹底して家族の日常に(この家族の場合は非日常ですか笑)フォーカスした、この描き方はとても良いですね。
オチではまさかの展開でロイスには「スーパーマン的な活躍」がバレてしまうんですが、実にここも微笑ましく、そのままラストに繋がります。花火で彩られた月夜をバックに、家族3人でジェットコースター!!
最後までほっこりさせられましたね。
スーパーマン好きな方はマストな1話ではないでしょうか。
『スーパーサンズ!』
遂にDCの問題児2人が邂逅を果たします笑
そうです。スーパーボーイのジョナサンと、ロビンことダミアンです。
ジョナサンの力が徐々に発現しつつある中、それを危惧したロビンが監視を始め…遂には拉致。笑
もちろんブチ切れパパが乱入!!
ダミアンを止めに来てたバッツも息子を守る為にクリプトナイトのバットラングまで持ち出す始末 笑笑
ま、大した自体にはならず事無きを得るんですが…クラークとしても息子の能力の暴走を気にかけているようです。バッツと2人でデータを眺めながら(問題児たちはアルフレッドに窘められて別の部屋に)
「君や私を育てるとき…私たちの父親も…こんなに悩んだと思うか?」
「あぁ」「それが父親というものだ」
このシーンはなんか少し感慨深いですよね。
2人の育った環境や境遇を考えるとなんかホロリと来ちゃいます。
一方、親の心子知らずとはまさにこの事でダミアンの小言でジョナサンはブチ切れ!ダミアンのみぞおちにキツい一撃をお見舞いします。
あと一歩で殺し合いに…ってところでパパズ参上。ここ。めっちゃ怖いんですよ笑 お見せしたいんですが、版権上ブログでは難しいので載せられないのが残念で仕方ありません!
こんな怖いお父さんいませんよ笑笑
ホント…。
『力を合わせて』
こっぴどく叱られた2人は、装備を全没収され特訓施設にぶち込まれます。
そこを出たのも束の間、父親たちの考えたゲームに強制的に参加させられます。(団結力を身につけるためにです。)
機転を利かせ、持てる能力を遺憾なく発揮し、試練を乗り越えていく…のですが…こなしてはいても団結はできていません。
バットケイブに到着して待ち受けるのは真の試練でした。
バッツのヴィラン達のDNAが混ざり合った文字通りの怪物が現れ父親達とアルフレッドを捕らえています。
ここではじめて2人のニューヒーローは力を合わせて戦います。ジョナサンのスーパーパワーとダミアンの練達された武術が組み合わさり、みごと敵を打ち果たします!
みごと「スーパーサンズ」となったのでした。
場面は変わって
誇らしげに息子達の話に花を咲かせる2人。
ただ目を離した刹那、また大喧嘩をおっぱじめるのがこの2人。
どうにも父親達の苦悩がなくなることはなりそうです笑笑
この息子達が織りなすドタバタ劇、噛み合わない2人がなんとも可愛らしいです。ダミアンとジョナサンが合間合間にみせるコミカルなシーンが笑いを誘いますね。
この2人がこの後どういった活躍をしていくのか、力を合わせてまた我々を笑わせてほしいですね!笑
『まとめ』
今回ご紹介した話の他に掲載されている短編もすご〜い面白いんですが、どうしても説明が必要になって長くなってしまうので、やむなく切りました!(そしたらちょっと短めの記事になっちゃったんですが笑)
個人的にDCにはヘビーな話が多いイメージがあるんですが、本誌はとてもコミカルで明るく楽しい気分にさせられますね。ある種の父と子のコメディロードムービーを見ているかのような。そこにバッツ親子も登場してテンションは最高潮に 笑
息子達との話もそうですが、どの話にも家族の繋がりや愛を思わせるシーンがありますね。
たぶん本誌のテーマになってるのは「家族」だと思うんですが、スーパーマンというスーパーヒーローとして活動する特殊な夫であり父をもつ環境であるからこそ、よりその繋がりは深く見えてきますね。これから先には、並大抵ではない試練が待ち受けていることも少なくないと思います。ただ、本誌でこの家族の強さがよく分かりました。それにクラークにはバッツをはじめ心強い仲間も多くいます。きっと、どんな苦境も乗り越えていけると思います!
ではでは今回はサクッとこのあたりで。
いつも閲覧ありがとうございます!
ではまた次回!!さよ〜〜なら〜
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